あふれるほどの情熱を

できない事なんてなんにもない6人について語ったり色々

2016/01/31のGrowing Reed(ゲスト:大草直子さん)を聴いた感想

Growing Reed 岡田准一 : J-WAVE 81.3 FM RADIO

 

前回のGrowing Reed

私は偶然リアルタイムで聴くことができたのだが……岡田さんがとにかくゴキゲンだった。可愛かった。

いわゆる「神回」だったのではないか。

 

 

ゲストの大草直子さんのプロフィールはこちら ↓

Growing Reedのゲストページからそのまま引用)

1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌『ヴァンテーヌ』にて編集のキャリアを積んだ後、南米へ遊学。帰国後、フリーのエディター/スタイリストとして、『Grazia』『VERY』『Oggi』などの女性誌で活躍。著書『おしゃれの手抜き』『考えるおしゃれ』ほか。自身のブログ「情熱生活」も人気。私生活では、ベネズエラ人の夫との間に3人の子を持つ母。

 

大草さんはとにかく明朗快活で、すらすらと流れるように、はっきりとした受け答えをする方だった。

言葉の端々から落ち着きと自信が滲み出ていて、聴いていて安心感がある。

考え方が独創的で話の内容も面白く、まさに素敵な大人の女性という感じ。

 

 

 

 

そんなエネルギッシュな大草さんに引っ張られてか、岡田さんのテンションも終始安定して高かった!!

 

 

まず、はじめましての挨拶を交わして早々、

「なんか爽やかで……素敵な感じですねえ!」

と大草さんを称えてお互いに笑い合い、和やかな雰囲気で番組がスタート。

さすがの質問力でいろんな話題を引き出していくオカダさん。

打てば響くような大草さんのお話を聞きながら、

「へえぇ~!」

「ああ~!」

「ふぅ~ん」

「う~ん」

「うん、うんうん」

「はい」

オカダさん、相槌がいちいち可愛いよ……!

 

 

大草さんが編集長をされているWeb雑誌(ミモレ)では、ファッションに関するお悩みを受け付けて回答してくれるコンテンツがあるということで。

オカダさんも自分のファッションについて質問をしていたのだが。

僕にすすめるとしたら、なんて言いますか。

大人はやっぱりこういうのがいいよって」

「シンプルに戻ればいいんじゃないですか?

色々足したりとか、新しく挑戦するというよりは、どんどんそぎ落としていく感じ。

だから色も、好みがだいぶ入っているんですけど、ベーシックでシックな色を男性が着ているのが素敵だと思います」

「何色ですか?」

「今着てらっしゃるようなネイビーとか、

 

” 今着てらっしゃるようなネイビーとか”

 

なんと! ラジオ番組なのにオカダさんのお洋服の色がわかってしまった!

大草さんありがとうございます!

 

そしてさらに!

「だんだんシンプルなスタイルになっていくと、結構ぼく『Tシャツとジーンズ』ってなるんですけど、……不評なんですよねぇ。

今日もセーターとジーンズですけど」

 

 ”今日もセーターとジーンズですけど”

 

なななんと! オカダさんはこの日、ネイビーのセーターにジーンズ姿で収録していたらしい!!

まさか、全身のコーディネートまでわかってしまうなんて。

 

 

それから、聴いていて私のテンションが一番上がったのがこちらの会話。

「なんか『仕事してます』みたいな男の人って、みんな同じ感じで、シャツに、パンツも爽やかなの履いて、軽めの靴履いて、靴下見えないように履いて、とか……『あれ』に行けないんですよね」

「いかなくていいと思います。

たぶんトラッドがすごくお似合いになると思います。

お顔立ちも、目鼻立ちがはっきりしてらっしゃるし、体の骨格もしっかりしているので。

それって本当に宝物なんですよ!」

「たからもの……(笑)」

 

体格を褒められて嬉しそうにしているオカダさんがものすごく可愛かった!!

ファッション用語に疎いので、一応調べてみた。

「トラッド」というのは和製英語で「トラディショナル」のこと。

”流行に左右されない伝統的・保守的なスタイル”を指すらしい。

 

それにしても、大草さんがオカダさんを絶賛していたポイントが本当に的確で素晴らしい。

オカダさんにシンプルでトラディショナルなファッションを勧めてくださったのもグッジョブすぎる。

 

テンションが上がったオカダさんは、声のトーンが全体的に少し高めになるようだけど、口調は相変わらずふわっとしていて柔らかいんだな~と思った。

ファッションについて語るオカダさんというのも新鮮で、聴きごたえがあった。

お洒落に無頓着なタイプだと勝手に思ってたけど、色々と考えてるんだなあ。

 

 

そして個人的には、大草さんが一番最後に仰っていた「ポジティブ」にまつわるお話がすごく印象的だった。

 

かいつまんで紹介すると、こんな感じだろうか。

笑顔でいることや、ポジティブでいることは、別に生まれ持った才能ではないと思う。

少しずつ練習していくと、誰でもポジティブになれる。

毎日、何か小さいことでも、ポジティブになれることを見つけて、笑顔でいるように心がけていく。

毎日マラソンのトレーニングを続けたら、長距離走れるようになるのと同じ。

 

……なんて有難い言葉なんだ、と拝みたい気分になった。

私は根っからネガティブ思考が染みついてしまっていて、自分でも良くないとは思いつつも、

「これが自分の性格なのだから仕方ない」

「ネガティブ思考は治そうと思って治るものではない」

と半ば諦めているところがあったのだが。

 

私も、少しずつでもポジティブになれるのかもしれない。

大草さんのまっすぐな言葉に勇気をもらえた気がする。